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東京慈恵会医科大学医学部の現状

教育理念


医学科の教育理念は『医学を正しく認識し、その基本的知識・技能を習得し、さらに医の倫理に照らして医学を実践し、併せて自己の人間性を豊かにすることです。このことは即ち、「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神に基づいて医学を実践することを意味するのです』と定められています


教育目標
新カリキュラム(平成8年度以降)

1.一般目標
東京慈恵会医科大学における6年一貫教育に関しては、卒前教育検討委員会および慈恵大学百年記念事業委員会の最終答申に提示された理念と本学の教育理念に基づき、医師、医学研究者としての知識、技術のみならず、人間性、倫理感、使命感、責任感に富み、患者に奉仕する人間性豊かな医師を育成するには、卒前教育はいかにあるべきかということを熟慮した。
 
また元来、大学における教育は受け身のものではなく、「自ら求め、自ら学ぶ」のが原則であるが、近年の医学の情報は驚異的に増加しつつあり、学生にとっては負担が大きく勉学しにくい状況になってきている。そこで、増加しつつある情報と余裕のある教育とをいかにバランスよく調和させるかということも重要な課題として考慮された。

新カリキュラム作成では、具体的には以下の点に重点を置いて検討した。

1) 時間的・身体的ゆとりをもって学習できること。
高木兼寛の言葉に「教育時間の過多のための過労は精神に倦怠不快の感を与え、健康を害することおびただしい。このような詰め込み主義の教育では、学生に物を考えるいとまを与えず、学問に興味を失わしめる。」というのがある。新カリキュラムでは、学祖のこのような言葉を尊重して、ゆとりあるカリキュラムを目指した。

2) 将来、医師、医学研究者となる自覚をもち、医学に対し十分に動機づけされること。

3) 生涯学習の習慣を体得するために、自主的、積極的に自己学習する習慣を身につける。

4) 自ら問題点を抽出し、その問題を解決する能力を身につける。

5) 人間性に根ざした倫理的判断力を体得する。

6) 医学研究の一端にふれ、創造性を開発し、科学的思考力と判断力を身につける。

カリキュラム概要

■医学部医学科_西新橋校舎(大学1号館)"自ら求め、自ら学ぶ"
 6年一貫のカリキュラム

東京慈恵会医科大学は豊かな人間性とバランスのとれた知識と技術を身につけている良き臨床医、および研究の目的をよく理解して、深い知識と斬新な実験技術とを十分に駆使し、オリジナリティのある研究を行うことができる、良識ある医学研究者を養成する大学です。
 
自ら医学の道を選び入学してくる学生諸君には、医学に必要な基本的知識や技能・態度を習得すると共に、ますます専門化している医学知識や技能だけに目を奪われることなく、社会的良識の上に立って、さまざまな問題を解決する能力が必要です。
 

東京慈恵会医科大学の教育の基本は、疾病を克服し、人類の健康を増進するための医学の基本的知識や技能ならびに態度・習慣を習得することですが、その上に「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神に基づいた人間性豊かな医師になるための責任感、使命感、および倫理感を身につけ、実践することを重視しています。

このような考え方に基づき6年間をとおしたカリキュラムが編成されています。その基本は4本の柱からなります。


"総合教育"では人間性や倫理的判断能力を養うために人文科学、社会科学などからなるユニットを少人数グループで学びます。"生命の科学"では科学的判断能力を養い、新しい医療技術を開発して駆使できる素養を習得するために、自然科学、基礎医学、社会医学を臨床医学との連携を考えて学びます。
 

"研究"では自ら研究テーマを選び、研究を遂行する能力を研究活動をとおして体得します。"医療(診療)の実地"では卒業する時までに必要な基本的医学の知識と技能・態度を習得するため、臨床医学における診療の実際とその科学的根拠を学びます。

 
これら4本の柱をもとに基本となるコースについて概説します。本学ではこの柱を基本に、たえずカリキュラムを見直し、改善を図っています。平成8年度に大幅なカリキュラム改訂を行いました。平成14年度からはさらなる改訂を行った新しいカリキュラムが始まりました。これらのコース内にはさらに細分化されたユニットがあります。


(出典;東京慈恵会医科大学HPより)
東京慈恵会医科大学HP

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